名寄で初の「農業まつり」が1978年(昭和53年)9月8、9の両日、南広場で開かれ、豊作に沸き立つ農家の人や市民などでにぎわいを見せた。
(記者からの一言) このまつりは「伸びゆく名寄の農業」をテーマに、地場産業である農業の実態を知ってもらおう―と名寄市、名寄農協、 智恵文農協が共催して開催した。 翌79年(昭和54年)からは名寄商工会議所も加わり、「なよろ産業まつり」と改称。8月下旬の開催となり、地元産業全般の発展や生産物を紹介した。 その後、冷害による不作の影響で83年(昭和58年)、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年(令和2年)と21年 (令和3年)は中止された。 今年で45回目を迎え、23年(令和5年)8月27日になよろ健康の森で開かれたが、地元の農畜産物、伊勢名物の「赤福」に 加え、初めて販売した「赤福氷」などが人気を集めていた。