【下川】
下川小学校(井川健校長、児童117人)の児童3人が、2023年度北海道「防火・防災」作品コンクールで入賞。駒津力柊=りきと=君(6年)はポスターの部で、北海道少年婦人(女性)防火協議会長賞に輝いた。3人は、23日午後3時半に同校で表彰を受けた。
同コンクールは北海道と道消防協会の主催。火災予防思想の普及啓発に―と、4年生以上の小学生と中学生を対象に実施した。
本年度は道内から作文53編、ポスター77点の応募があり、下川では同校の児童が下川少年消防クラブの課題などで、ポスター13点、作文1編を応募した。
下川小では道少年婦人(女性)防火協議会長賞の駒津君の他、工藤昇馬君(6年)がポスターの部で、大岡唯人君(5年)が作文の部で、それぞれ上川北部消防事務組合消防長賞に入賞した。
駒津君は昨年のポスターの部全国消防長会北海道支部長賞に続き、2年連続で全道規模の賞を受賞。
ポスターは、背景を赤く塗りつぶし、炎が映る瞳を中央に大きく描き、上下に「何度でも目で確認 忘れずに」というメッセージを入れた。メッセージは、目立つように1文字ずつ、黄色に塗った円の枠で囲み黒字で表現。インパクトのある作品に仕上げた。
表彰伝達では佐々木憲一上川総合振興局地域創生部地域政策課主幹から表彰状と記念品を贈られた。上川北部消防事務組合消防長賞表彰2人は遠藤豊明消防長から受けた。
佐々木主幹は「受賞は火災予防の大切さを理解している表れ。友だちや地域の皆さんに、その大切さ伝えてほしい」と挨拶した。
駒津君は「目の絵だけでは伝わりづらい部分を、メッセージを目立つように入れることで表現した。2度目の入賞は1度目以上にうれしい。ポスターを見てもらうことで、火災が減ったらいいなと思う」と話す。

(左から)
防火協議会長賞 6年-駒津力柊「何度でも目で確認わすれずに」.jpg)
