【名寄】
名寄孝蓮会(伊藤まさ子代表)に所属する中西雅さん(美深小学校4年)が、北海道知事優勝旗争奪全道民謡決勝大会の幼年の部(小学4年生以下)で見事、初出場初優勝を果たした。また、赤尾茉莉さん(名寄南小3年)、山本悠愛さん(名寄西小5年)、山本蒼依さん(同3年)も入賞するなどして健闘。関係者を喜ばせている。
大会は北海道民謡連盟の主催。5日に北広島市で開催された。
名寄孝蓮会からは、幼年の部(16人出場)に中西さんと赤尾さん。小学5年から中学3年までが対象の少年少女の部(25人出場)に悠愛さん。幼年少年少女江差追分の部(9人出場)に蒼依さんが出場した。
中西さんは初出場初優勝の快挙。「十勝馬唄」を熱唱し、「緊張したけど、うまく唄うことができた。優勝できてうれしかった。来年からは少年少女の部になるので頑張りたい」と笑顔で結果を喜びながら大会を振り返るとともに、今後の抱負を語った。
同じ幼年の部に出場した赤尾さんは「二声上げ音頭」を唄って4位に入賞し、「道北地区大会で準優勝してうれしかったけど、全道大会は4位だったので悔しかった。来年は3位以内を目指して頑張りたい」。
少年少女の部に初出場した悠愛さんは、中学生出場者が多い中、「石狩川流れ節」を唄い3位に入賞。今回はレベルが高く、10位以内に入るのは難しいと思っていたとのことで、「3位の結果にびっくりした。来年は優勝を目指したい」。
前大会の幼年の部で優勝している蒼依さんは、今大会は同部に出場することができない規定のため、中学生までが対象となる幼年少年少女江差追分の部に最年少として出場。3位以内に入ることはできなかったが、優秀賞となり、「少し緊張したけど、息が続いてうまく唄うことができた。来年も頑張りたい」と話した。
孝蓮会は毎週金曜日の午後6時半から8時まで総合福祉センターで例会を開催して練習しており、伊藤代表は「興味、関心のある人は気軽に見学していただきたい」と話す。
問い合わせは伊藤代表(080―3185―4441)まで。
