今年から本格再始動、歴代踊りなど15曲を用意 18日に北鼓童&名寄市立大学「秋の宴」、感謝込め4年ぶりに開催

【名寄】

YOSAKOIソーランチーム「北鼓童&名寄市立大学(永原凜佳代表)」の企画公演「秋の宴」が、18日午後3時から同8時まで市民文化センター多目的ホールを会場に開催される。新型コロナ感染症拡大を受け、活動自粛を余儀なくされていたが、今年から4年ぶりに本格的な活動を再始動。永原代表は「秋の宴で、私たちの元気さや明るさを伝え、多くの市民に活動を知ってもらえれば」と語っている。
「北鼓童&名寄市立大学」は、踊りを通して地域を盛り上げよう―と活動。毎年6月に札幌で開かれている「YOSAKOIソーラン祭り」に参加している他、地域イベントなどにも出演している。
新型コロナ感染症拡大により、ここ数年、活動の自粛を余儀なくされたが、今年は2月から活動を再開。現在は同大学生約30人と社会人4人の計34人が所属し、毎週火曜・水曜の午後6時半から同学2号館多目的ホールで練習に励んでいる。
これまでに「てっし名寄まつり」「なよろ産業まつり」など地元のイベントをはじめ、6月の「YOSAKOIソーラン祭り」(札幌)、旭川や稚内など道内のイベントにも出演している。
「秋の宴」は、活動を支えてくれている人々への感謝を込めて企画。広報企画班が中心となり、9月下旬から本格的に準備を開始。メンバーが市内事業所を訪問し、約40事業所の協賛を得ることができたとのことで、広告やタイムスケジュールなどを盛り込んだパンフレットも作成した。
当日は、第1部が午後3時(同2時45分開場)から、第2部が同6時(同5時45分開場)からスタート。2020年の曲「2020まっしぐら」をアレンジして制作した今年の曲「2023~復活まっしぐら~」を、開幕演舞として披露する。この曲は、今年の「YOSAKOIソーラン祭り」でも披露した演舞で、波の表現をよりダイナミックに見えるようアレンジしたという。
この他、「南中ソーラン」「よっちょれ」「ストリートオブソーラン」や歴代踊り継がれてきた曲など全15曲を、メンバーを入れ替えながら披露する計画。また、第1部には特別ゲストとして、親子のよさこいチーム「ひまわりちびっこ隊」が出演予定。 同7時15分からはビンゴ大会。1回200円で参加してもらい、景品には全国各地から名寄を訪れている大学生メンバーにちなみ、各地の特産品をはじめ、目玉賞品や菓子などを用意。
永原代表は「演舞一つ一つにテーマがあり、私たちがどんな活動や踊りをしているのかを広く知ってもらいたい。できれば一緒に活動してもらえるきっかけとなることを願っており、地域を共に盛り上げていければ」と多くの来場を呼び掛ける。
来場は無料で、好きな時間に訪れてほしいとしている。

「秋の宴」開催に向け練習に励むメンバー