作品展示、芸能発表など 風連文化祭 多くの来場でにぎわう

【名寄】

名寄市風連文化祭が、2、3の両日、ふうれん地域交流センターで開かれ、作品展示や芸能発表、お茶会など多彩なプログラムを繰り広げ、多くの来場でにぎわいを見せた。
同祭実行委員会(委員長・佐藤勝名寄市風連町文化協会長)が主催。本年度のテーマは「しばりなく みんな元気に文化祭」。
2日午後からの作品展示会で開幕。ふうれん切り絵サークル「カトレア」、あかつき俳句会、風連瑞生大学書道クラブ・パソコンクラブ、手芸友の会、陶芸サークル、陶芸センター利用者の会、ふうれん絵手紙サークル「一語一絵」、華道スミレ会、フロンティアハウスふうれん、風連特別養護老人ホームしらかばハイツ、風連在宅老人デイサービスセンター、個人が出展した。
会場には、趣味や特技を生かした力作が勢ぞろいし、日ごろの活動成果を披露。来場者と出展者が語り合う様子も見られていた。
また、児童生徒作品展では風連幼稚園、風連中央小学校、風連中学校の子どもたちによる絵画や書道作品などを展示した。
3日の芸能発表会は、2部構成で進行。多くの来場者が会場を埋める中、佐藤会長が「コロナ禍で思うような活動ができず、やっと例年通りの演目で開催できることをうれしく思う。素晴らしいステージを、ゆっくりと楽しんでください」と挨拶。
来賓の加藤剛士市長、山田典幸市議会議長、中野秀敏道議会議員が、地域の文化活動のさらなる発展を願い祝辞を寄せた。
午前中の第1部は風連御料太鼓保存会による太鼓演奏で幕開け。大正琴、舞踊、カラオケ、琴アンサンブル、フラダンス、クラリネット、ピアノ演奏などに続き、ラストは風連中学校吹奏楽部による演奏を繰り広げた。
午後からの第2部は名寄市少年少女オーケストラによる演奏でスタート。合唱、阿波踊り、オカリナ、サックス演奏などを披露し、最後は名寄高校吹奏楽部の演奏で盛り上げ、演目ごとに温かい拍手が送られていた。
また、茶道なでしこ会によるお茶会、食べ物コーナー、販売コーナー(フリーマーケット)も用意され、好評を得ていた。