【名寄】
「第45回なよろ産業まつり~もち米日本一フェスタ~」が、27日午前9時半からなよろ健康の森で開かれた。恒例の餅まきや伊勢名物の「赤福」販売が人気を集めた他、「もちつきチャンピオン決定戦」などの多彩な企画で会場は盛り上がっていた。
同実行委員会(委員長・加藤剛士市長)の主催。オープニングで名寄太鼓保存会「源響」の力強いばちさばきが披露された後、加藤市長が「一日楽しんで堪能してほしい」。来賓の中野秀敏道議会議員、成田譲山形県鶴岡市藤島支所長、北海道米アンバサダーも挨拶した。
開会式後に毎回行う餅まきは今回も人気を集め、多くの来場者が参加。加藤市長や来賓が、ステージ上から小袋に入った当たり付き(名寄産農産物など)の餅をまき、来場者は飛び交う餅をキャッチして盛り上がっていた。会場内には各種団体などがブースを出店。新鮮で豊富に取りそろえた名寄産の野菜をはじめ、牛肉、豚肉、牛乳などを格安で販売し、飛ぶように売れていた。名寄市と姉妹都市の山形県鶴岡市藤島町の物産販売も行われた。
また、今回は恒例の伊勢名物「赤福」だけではなく、「赤福氷」も数量限定で初販売。岡山県名物で廣榮堂の「きびだんご」も含め、買い求めようとする人たちの長い行列ができて大人気となっていた。
ステージイベントでは、15代目の「もち大使」を決める「もちつきチャンピオン決定戦」が行われ、おいしさ、つきっぷり、ユニークさなどを審査した。結果、もち米農家の山家智彦さんと会社員の高橋華菜さんペアが15代目「なよろもち大使」に輝いた。この2人は13代目と14代目の同大使も務めており、3回連続2回目の防衛となった。
正解者に賞品が当たる住友ゴム工業(ダンロップ)主催の「ダンロップクイズ」や、道北なよろ農協青年部の「アグリクイズinなよろ」の一般来場者参加型企画も人気を集めた。
名寄建設業協会の職業体験プログラムブースも子どもたちに大人気。初出展した前回と同様、多くの子どもたちが集まり、左官や重機オペレーター、かんな掛けなどの体験を通して建設業への関心を深めていた。
この他、北鼓童なよろとひまわりちびっこ隊によるよさこい踊り、バンド演奏などのステージ発表。木工製品や林業機械展示、木工体験のトントンコーナーなども用意され、会場は大いににぎわっていた。












