利尻山〝最遅〟の初冠雪 冬の近づき感じさせる

初冠雪が観測された利尻山

 11月中旬並の寒気が流入し、17日には稚内地方気象台が利尻山の初冠雪を観測。平年より14日遅く、統計開始以降、最遅となった。

  同気象台によると、この日は上空5000㍍に11月中旬並みとなる氷点下29・7度の寒気が流入。平年値より7度も低く、稚内市内の平地では16日午後6時頃と17日午前8時頃に霰が降った。

(金子栄次、原拓弥)