第60回稚内みなと南極まつり(実行委員会主催)2日目の6日、中央アーケードや駅前縦通りで、1日順延した目玉の「北海てっぺんおどり」と「南極おどり」を実施した。全体で33団体・830人の踊り手たちが参加し華やかな衣装で会場を彩った。イベントのフィナーレを飾る大花火大会は2000発以上を打ち上げ、夏の夜空を美しく彩った。

おどりイベントは、5日に開く予定だったが雨で翌日に順延。おどり開始の午後6時前から中央アーケードは参加者や沿道には大勢の市民が駆け付けた。
工藤広市長の開始宣言で北海てっぺんおどりが開幕。市内の企業や官公庁、団体、町内会、サークル、学生などの仲間同士で参加。浴衣や法被など定番の衣装のほかアニメやゲームのキャラクター、フラダンスなどのユニークな仮装で登場した団体も。最優秀賞(1団体)に贈られる副賞の10万円などを狙い、工夫を凝らした衣装や踊りで会場を沸かせていた。生憎、肌寒い1日となったが、南極おどりを含め賑やかな一刻となった。
まつりの締めを飾る大花火大会は様々なタイトルで約2000発を打ち上げ、夏の夜空を彩った。
(梅津眞二)