【名寄】
名寄ピヤシリソフトテニス少年団(今尚文団長)の南敦翔君(南小4年)、小幡昊聖君(同5年)、佐々木歩美さん(同5年)は、来年3月に千葉県で開かれる全国小学生ソフトテニス大会への出場が決まった。24日午後4時に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に報告し「1試合でも多く勝って、成長した戦いを見せられるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
北海道予選大会は、22日に苫小牧市で開かれ、男子29ペア、女子43ペアがエントリー、男女とも上位4ペアが全国大会出場権を得た。名寄少年団からは男子2ペア、女子4ペアが出場した。
男子は5年生の部で、南君・小幡君ペアが予選で全勝。決勝トーナメントでは、決勝で札幌太平南少年団のペアと対戦。このペアとは各種大会で数回戦っているライバルでもあり、0対4で敗れたものの、準優勝で全国大会出場となった。
女子は5年生の部で、佐々木さん・大塚しほりさん(江別大麻少年団)ペアが予選で全勝。決勝トーナメントは、準決勝で千歳と北見少年団のペアに4対3で競り勝ち。決勝は北見と江別大麻少年団のペアと対戦し、4対1で制して優勝。全国大会出場を決めた。
全国小学生ソフトテニス大会は来年3月29日から31日まで千葉県で開催。名寄ピヤシリ少年団は2011年から連続出場している。
また、全国大会出場者の強化合宿は12月16、17、来年1月27、28日に新十津川町体育館。北東北4県・北海道強化研修大会は2月17、18日に秋田県大館市で開かれる。
南君、小幡君、佐々木さん、今団長が市役所名寄庁舎を訪れ、加藤市長に全国大会出場決定を報告。
佐々木さんは「北海道予選大会の前に四つの大会があり、3大会で優勝を逃したので不安でしたが、優勝してうれしかったです。準決勝は負けたことがある相手でしたが、声を出し続け勝利をつかみました。全国大会は、昨年思うような結果を出せず悔しかったので、今年は成長した戦いを見せられるよう頑張りたいです」。
小幡君は「北海道予選大会は、予選で調子が上がっていましたが、決勝トーナメントは、決勝であまり声を出せず負けてしまい悔しかったです。全国大会では、予選リーグを突破して、1試合でも多く勝ち、南君と頑張りたいです」。
南君は「決勝は緊張しました。自分なりに頑張りましたが、声が出せなくて負けてしまいました。全国大会に向けて、悔しさを忘れずに毎日練習して、小幡君と頑張りたいです」と意気込み。
加藤市長は「苦しさを乗り越えながら、全国大会では良い結果が出せることを期待しています」と活躍を願っていた。
