名寄市立大学吹奏楽団、12月9日に定期演奏会「幅広い年代の方に楽しんで」多くの来場を呼びかける

【名寄】

定期演奏会に向け練習に励む名寄市立大学吹奏楽団

名寄市立大学吹奏楽団(神成優妃サークル長)の第14回定期演奏会が、12月9日午後5時(同4時半開場)からエンレイホールで開かれる。現在、メンバーは演奏会に向け練習に熱を入れており、副サークル長の大浦楓菜さんは「若者から高齢の方まで、幅広い年代の方に楽しんでもらえる曲を演奏します。ぜひ多くの方々に来場してもらいたいです」と呼びかける。
同団は1996年に創立し、現在は学生44人が在籍。大浦さんによると、近年は新型コロナ感染症拡大の影響で、活動の機会は大きく減少していたが、本年度は学内や地域でのコンサートなどを積極的に展開。大浦さんは「昨年は、学内での練習は2時間までと制限されていたが、今年は制限のない、例年通りに活動できています」とのこと。
また、本年度は同団打楽器七重奏が、第54回北海道アンサンブルコンテストで金賞を受賞。北海道代表として第46回全日本アンサンブルコンテストに出場し見事、銀賞を受賞した。
定期演奏会を間近に控えた現在は、週3回(月・火・木曜)の全体練習の他、個別練習で腕を磨いているという。
演奏会は3部構成。第1部は、今年の吹奏楽コンクールで演奏した「喜歌劇『微笑みの国』コレクション」などの迫力ある吹奏楽ならではの音楽。第2部は、イントロ、ベースラインの演奏で、何の曲かを当てるクイズ企画「なんの曲でSHOW」。第3部は、アニメ「銀河鉄道999」のオープニングテーマや、クリスマスの季節を感じさせる「戦場のメリークリスマス」など、なじみ深い曲を中心に演奏する予定。
入場料は、前売りで学生400円、一般600円(未就学児無料)。当日券は700円。前売り券は、エンレイホールチケットセンター(01654③3333)で取り扱っている。
なお、感染症拡大予防のため、入館の際は手指消毒に協力を呼び掛けている。