【名寄】
名寄市青少年表彰式が、26日午後6時半から市役所名寄庁舎で行われ、3個人、2団体の活動功績をたたえた。
名寄市青少年センター(柴野武志所長)が毎年実施しており、模範となる青少年を表彰するもの。
本年度の受賞者は、名寄高校3年の伊藤有吾さん、名寄産業高校生活文化科3年の梅永萌依さん、名寄ユニサイクルクラブチーム和音の山本和羽さん(17)の3個人と、名寄高校探求ニトリチーム、名寄市立大学吹奏楽団打楽器七重奏の2団体。
伊藤さんは、2年生後期に学友会長(生徒会長)を務め、新設校となって初の学校祭を成功に導き、後輩への引き継ぎと育成にも尽力した。
梅永さんは、2年生後期から生徒会議長を務め、生徒会執行部の中核を担う一員として来場者が安心安全に楽しめる学校祭の企画・運営面で活躍した。
山本さんは、全道規模の一輪車大会で優勝するなどして活躍。また、市内で子ども向け教室の講師を務め、育成にも尽力している。
名寄高校3年生3人(又村豪之さん、奥山奨さん、塚辺礼温心さん)による探求ニトリチームは、「ニトリの新サービスの提案」と題した探究活動に取り組み、SDGsを意識した中古ソファーをリユースするアイデアが評価され、ニトリ賞を受賞した。
同大学吹奏楽団打楽器七重奏(吉川魁乙代表)は、第54回北海道アンサンブルコンテストで金賞を受賞し、北海道代表として第46回全日本アンサンブルコンテストに出場。見事、銀賞を受賞した。
表彰式では、表彰選考専門委員会の楢山秀明委員長による結果報告に続き、岸小夜子教育長が一人一人に表彰状を手渡した。
橋本正道副市長は「受賞おめでとうございます。自分の力を信じて、これからも向上心を忘れず、自らの能力を発揮してほしい」と期待を寄せた。
受賞者を代表して吉川さんは「表彰は周囲の協力によるもの」と感謝し、「これからも地域の発展の寄与できるよう活動したい」と述べ、地域社会に貢献できるよう努力することを誓った。
