和凛がYOSAKOIソーランイベントを復活稚内に6チーム参集フィナーレを熱く飾る

ソーランイベントの「Yam Wakka Nay SORAN The Northernmost」は20日、北防波堤ドーム公園交流広場で盛大に開催。2017年を最後に遠ざかっていた、わっかないソーラン祭りを復活させ、道内のYOSAKOIソーラン6チームが参加し、会場に集まった市民などの観衆を前に、壮大な演舞を披露した。

盛り上がりを見せたソーランイベント

かつて開催していたわっかないソーラン祭りは、市内唯一のYOSAKOIソーランイベントだったが、運営が困難になり途絶えていた。いつか復活させたいと、和寒や稚内などの踊り手で構成する和凛―KARINが中心となり、新たなイベントとして企画した。
臼木章紘実行委員長が「副港市場で開いていたソーラン祭りを復活させたいと思っていた。演舞を見てもらい、食べて飲んで最高のイベントになれば」などと開会挨拶。
和凛や夢想漣えさし、蝦夷YOSAKOI連「倭屋」、北鼓童&名寄市立大学、東京農業大学「農天揆」、舞灯雄武の各チームが出演。この日は最高気温が25度を超え、蒸し暑さを感じさせるなか、踊り手達が華やかな衣装に身を包み、躍動感あふれる演舞を午前と午後に2回ずつ披露。観客も盛大な拍手で踊りを楽しみ、会場が熱気に包まれていた。
また、YOSAKOIにふれる機会として市内小学生5人が「グレイテストソーラン」を発表。各チームのメンバーも一緒にタオルを振って踊るなど盛り上がりを見せた。最後は各チーム総出で「北喝祭」などの乱舞でフィナーレを飾った。
会場には韓国チキンや台湾カステラなどのキッチンカーも並び、飲食を楽しんでいた。

(千葉大輝)