声援受け全力疾走!、Nスポーツコミッション、名寄「街なか運動会」盛り上がる

【名寄】

Nスポーツコミッション(会長・加藤剛士市長)主催の「第4回街なか運動会」が、10日午前9時45分から名寄駅前商店街で開かれ、子どもから高齢者まで幅広い年代の市民が、スポーツを通じて交流を深めた。
市民の健康づくりや駅前商店街のにぎわいづくり、地域経済活性化などを目的とした人気イベント。今年も名寄警察署や商店街連合会などの協力を得て、西1条本通りと西3条本通りの南5丁目から6丁目間に特設コースが設けられた。
「ランニングバイクレース」「幼児30メートル走」「初めてのお買い物徒競走」「746(なよろ)リレー」などの他、新種目として小学生を対象とした「パン食い競走」、大人向けの当日飛び入り参加可能なシークレット競技(パン食い競走)が行われた。
開会で加藤会長、市スポーツ振興アドバイザーの阿部雅司さんが「思い出に残る素晴らしい一日となることを願っている」と挨拶。
アスパラ体操で体をほぐした後、「ランニングバイクレース」で競技がスタート。74.6mの直線コースを、ペダルのない二輪遊具にまたがり74・6㍍のコースを疾走。途中で転んでもゴールを目指して最後まで駆け抜ける姿が見られた。
また、幼児30m走では、ゴール地点で待つ父母や祖父母の元に向って、元気いっぱいにコースを駆け抜ける幼児の姿に拍手が送られた。
4人1チームで1周746mのコースを2周する「746リレー」は、小学生以上対象のタイム申告の部、小学校高学年の部、中学生以上の一般の部の3部門が設けられた。沿道からの声援を受けながら商店街を全力疾走。優勝を目指してバトンをつなぎ笑顔でゴールする光景。
「初めてのお買い物徒競走」は、幼児と保護者の2人一組で実施。500円玉を握りしめスタートし、カードエリアで引いたカードに記載されている店舗(8店舗)で買い物をし、ゴールを目指す競技。
指定された店舗目指し、われ先にと店舗を目指して走る子どもたちや、手をつないでマイペースでゴールを目指すペアなど、思い思いに競技を満喫。この他、小学生や一般による「パン食い競走」で盛り上がった。
会場にはキッチンカーが出店され、親子でグルメに舌鼓を打つ姿も見られ、多くの参加者や来場者が憩いのひとときを過ごしていた。