2001年(平成13年)9月11日、発達した秋雨前線により名寄地方も大雨に見舞われた。名寄市内では降り始めから2日間の降雨量は175mmとなり、天塩川の美深橋観測所では危険水位を超えた。

(記者からの一言) 2001年以降も数年おきに豪雨に見舞われ、氾濫寸前となる河川もあった。23年(令和5年)も8月3日から6日にかけて大雨となり、名寄川でレベル3の避難判断水位、天塩川でもレベル2の氾濫注意水位に到達した。名寄の降水量は4日間で175mmとなり、8月の平年1カ月降水量を超えた。 10月も台風や低気圧の影響で大雨になることもあるため、気象情報に注意するとともに、防災意識を高めたい。