白樺剣道少年団が快挙 道北地区の大会で団体優勝 個人戦で川野選手準優勝、古川選手3位

 第30回少年剣道東川大会(東川剣道連盟など主催)がこのほど、東川町で開かれ、稚内白樺剣道スポーツ少年団が団体優勝したほか個人で沼川や白樺の選手が上位入賞した。
団体の小学生高学年の部で白樺は先鋒・古川征宗(東小4年)、次鋒・古川華帆(同6年)、中堅・坂口柚希(同5年)、副将・工藤圭悟(同4年)、大将・熊谷虎明(同5年)で編成。道北地区から9チームが出場し、予選は3チームずつのリーグ戦。初戦の東神楽には1本も取られることなく3勝2分けで快勝。続く苫前には古川征宗が先勝し、後続の4人は引き分けに持ち込んで接戦を制し、予選を突破した。
決勝は白樺と名寄、比布によるリーグ戦。名寄には副将までの4試合で1勝2敗1分けでチームが奪った総本数で2本負けていたが、大将の熊谷が2本取ったことで勝敗数と本数が並び、なんとか引き分けに持ち込んだ。比布には次鋒の古川華帆が個人戦優勝の相手エースとの試合で、互いに1本を奪って引き分け、チームの流れを掴み、3勝1敗1分けで見事優勝に輝いた。
また、個人戦では沼川の川野廉太(宗谷中3年)が、21人が出場した中学生男子の部で準優勝した。古川征宗が27人が出場した小学生低学年の部で3位に輝いた。
同少年団の関係者は「小学生高学年団体は今シーズン初の優勝となり、確実に日々の稽古で力が付いている。今後は12月の全道大会に向け各地で練習試合を行い、実戦の経験を積んでレベルアップを図りたい」と話した。

(千葉大輝)