親子で文化活動など体験、名寄で生涯学習フェスティバル2023

【名寄】

「生涯学習フェスティバル2023inなよろ」が、24日午前10時から市民文化センターで開催。多くの市民が訪れ、ステージ発表や作品展示、販売の他、実際に各種文化活動を体験するなど、思い出深い一日を過ごしていた。
同フェスティバルは、名寄市文化協会、各文化団体、市教育委員会などで構成する実行委員会(委員長・佐藤源嗣名寄市文化協会長)の主催。
生涯学習を実践する各種団体が協力し、08年度から開催。ジャンルを越えた広場形式の舞台や体験型のワークショップなどを通じ、生涯学習への関心と理解を図り、豊かな地域づくりに結び付けることが目的。
さまざまなステージを楽しむ「出会いの広場」と、各種体験ができるワークショップやテイクアウト飲食物販売コーナーを主体とした出展ブースが設けられた。
出会いの広場は、名寄太極拳同好会による太極拳の演武で開幕。名寄ユニサイクルクラブによる一輪車演技では、体験教室も併せて実施。シニアコーラス「和の会」の合唱は、会場いっぱいに美しいハーモニーを響かせ、来場者を楽しませた。
ワークショップのブースでは、将棋(日本将棋連盟名寄支部)やボードゲーム(ボードゲームサークル「ほくほく」)、ステンドグラス(名寄ステンドグラス同好会)、リネン織(名寄リネン織同好会)、お茶席(なよろ伝統文化伝承教室 晋皎会)、救急法・AED(名寄地区救急法赤十字奉仕団)などのコーナーが設けられ、友達同士や親子でバラエティーに富んだ文化活動などを体験。
この他、生前整理展示(カントリーマム)や、創作キッチンたまさぶろう、カントリーマムによるテイクアウト飲食物販売も行われるなど、休日のひとときを楽しむ多くの市民の姿が見られた。