農産物や加工品販売など、地産地消フェアinなよろ 大勢の市民でにぎわい見せる

【名寄】

「地産地消フェアinなよろ2023」(実行委員会主催)が、11日午前10時から名寄市民文化センターで開かれた。肉や牛乳の限定販売をはじめ、農産物や加工品の販売、多彩なイベントが催され、にぎわいを見せた。
基幹産業の農業に理解を深めてもらおう―と、地元で生産されている農畜産物の活用を推進し、食育を通じた食生活の改善、地元食材の高度利用や付加価値向上による食品や特産品づくりを目指すことなどが目的。
コロナ禍を経て、今年は4年ぶりに制限なしの開催となった。
開店前から大勢の市民が来場。長い行列ができ、「ひまわり畑ポークジンギスカン」をはじめ、SPF豚ロース(スライス)、牛ロース(スライス)、牛乳(1ℓ)の限定販売が人気を集め、完売となった。
生産者や加工グループなど15団体が出店。もち米、野菜(タマネギ、ハクサイ、カボチャ、ジャガイモなど)、おこわおにぎり、赤飯、みそ、トマトジュース、チーズ、煮込みジンギスカンなど、さまざまな商品を取りそろえ、好評を得ていた。
また、道北なよろ農協が乳製品の消費拡大を願い、無料で牛乳をプレゼント。多くの人たちが受け取っていた。
イベントでは、バルーンアートのプレゼント、名寄産業高校の「ものづくり教室」(アクセサリー作りなど)、カルビー食育チームの「じゃがいもクイズ」(菓子プレゼント)、名寄地区手打ちそば愛好会の「そば打ち実演」、名寄もち大使との「餅つき体験」、名寄市立大学生作成による「もちつきマニュアル」配布が行われ、にぎわいを見せていた。