<過去のニュースを振り返る> 住友ゴム工業タイヤテストコース 第1期工事完成 直線路や旋回路など 今冬から本格的試験

住友ゴム工業株式会社(本社・兵庫県神戸市)が、1989年(平成元年)秋から名寄市智恵文智東で建設を進めていた冬タイヤのテストコース第1期工事が90年(平成2年)10月19日に完成、今冬から本格的な試験に入った。

1990年(平成2年)10月17日掲載
(記者からの一言)
「ダンロップ」のブランドで知られる同社は、タイヤの他、スポーツ用品、制振ダンパーなどの産業品事業も展開している。
名寄のテストコースは90年に開設されて以降、規模が徐々に拡大され、冬タイヤの開発を進めている。敷地面積は87万平方m。
2022年(令和4年)11月13日には夏タイヤのテストコースが完成し、年間を通して試験を行うことが可能となり、世界に通用するタイヤの開発に力を注いでいる。