2年連続の全国出場 稚内SC山崎君、大舞台へ意欲示す

全国大会に出場する山崎くん

 稚内スイミングクラブの山崎将選手(稚内高3年)が10月14、15日に千葉県で開かれる第44回JSCAブロック対抗水泳競技大会(全国大会)の背泳ぎ100・200㍍の部に北海道代表として出場する。昨年から2年連続の全国出場となり、山崎君は「今年が最後の全国大会。悔いが残らないよう、いま持っている力をぶつけてきたい」と意気込む。
  7月に開かれた同大会北海道ブロック選考会で両種目で1位に輝き、更に全国大会の標準記録を突破。見事、全国の出場権を掴んだ。
  山崎君は幼稚園年長の頃、先に水泳を始めていた姉・純佳さんの影響で稚内水泳スポーツ少年団に入団。実力を伸ばし、中学2年から5年連続で同大会の出場権を獲得したが、新型コロナ流行などの影響で出場が叶わず、昨年初めて全国の大舞台を経験。今年は得意のスタート技術に磨きをかけ「勢い良く攻めた泳ぎで勝負。負けない気持ちを持って決勝進出を目指したい」と目標を掲げ、全国の強豪が集うレースに挑む。
  山崎君を長年指導した、稚内SCの池田光彦コーチは「道代表として全力で泳いでほしい」と活躍に期待を込めた。

(千葉大輝)