【名寄市・美深町】
北海道遺産天塩川カヌーツーリング大会「ダウン・ザ・テッシ‐オ‐ペッ 2022」が、17日午前10時から名寄大橋下流右岸からびふかアイランドカヌーポートまでの天塩川で開かれた。3年ぶりの開催となり、道内外から集まった多くの愛好者たちが、水上散歩を楽しみながら北海道遺産である天塩川の魅力に触れた。
同大会は、人工工作物がなくノンストップで川下りできる区間が日本最長の157㎞(約100マイル)を誇る天塩川を舞台に、1992年から開催している。
大会を通して、参加者が天塩川の大自然と触れ合い、河川景観や流域市町村に賦存する魅力を再発見し、環境保全への関心を高める機会を提供するとともに、天塩川流域圏の振興を図っている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年と21年大会は中止としたため、3年ぶりの開催。約200人が参加して、100艇以上のカヌーが雄大な天塩川に浮かんだ。
コースは名寄市内の名寄大橋下流右岸をスタートし、スーポロの瀬、美深町内の恵深橋カヌーポート、六郷テッシ、紋穂内の瀬、を経て、びふかアイランドカヌーポートをゴールとする34㎞。
開会式では、開催地を代表して加藤剛士市長が「3年ぶりに盛大に開催できることをうれしく思う。大会を通じて天塩川を地域の財産として盛り上げるとともに、思い出に残る大会にしてほしい」などと挨拶した。 加藤市長の合図で一斉にスタート。恵深橋で昼食と休憩を挟んで、午後2時に再スタート。ゴールのびふかアイランドを目指した。 この日は風が強かったものの、好天に恵まれ、参加者たちは心地よい風を受けながら、大自然の風景を横目にパドルをこいでカヌーを進めた。 橋の上から応援する地域住民の姿も見られ、最北の大河で豊かな自然風景を眺めながら、川下りを楽しんでいた。
名寄新聞7月20日付掲載 Web掲載日7月25日
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