思い出胸に学び舎巣立つ、名寄東小学校で卒業証書授与式

名寄東小学校（民輪伸幸校長）の卒業証書授与式が、17日午前10時から同校で行われた。学び舎を巣立つ卒業生19人は、4月から始まる中学校生活に期待しながら新たな一歩を踏み出した。

5年生や保護者、来賓、教職員の拍手に迎えられ、卒業生が体育館に入場。

卒業生が小学校生活を振り返るとともに、中学校生活に向けて抱負を述べた後、民輪校長から卒業証書を受け取った。

民輪校長が「皆さんの心は、自分の可能性を信じ、一歩でも前へ進もうという思いで充実している。今の気持ちを忘れないでほしい。生きることは苦しいこと、楽しいことの積み重ね。寂しくなったときは、いつでも帰ってきてほしい。東小はこれからも皆さんの応援団であり、ふるさとである」と式辞。

在校生のメッセージ動画が上映され、「今まで励んできたことを誇りに、中学校でも活躍してください」などと6年生に感謝。

卒業生は「私たちはたくさんの人に支えられ成長してきました」と5年生や先生、家族に感謝を込めるとともに、「この学校で過ごした日々を胸に、未来に向かって力強く羽ばたきます」と決意。心を一つに合唱曲「絆」を歌い、仲間と過ごした日々や思い出を胸に学び舎を後にした。