名寄LC大会運営に20万円寄付、26日に市内でJr.スキージャンプ開催
【名寄】
名寄ライオンズクラブ(松下賢二会長)は、26日にピヤシリシャンツェで開催される「第1回名寄ライオンズクラブ杯ジュニアジャンプ大会2023」に役立ててほしい―と、大会を主催する「Nayoroからジャンプ実行委員会(河本雄介実行委員長)に協賛金として20万円を贈呈した。
同委員会は今年1月、スキージャンプの発展と魅力を発信するとともに、名寄出身のジャンパー育成などを目的とし、市内の有志が中心となって組織。26日にはピヤシリシャンツェで、市内や近隣の小中学生を対象とした同大会を、ライオンズクラブが協賛して初開催する。
同クラブの協賛金贈呈は、3日正午からホテル藤花で行われ、松下会長が「来年以降も継続開催していただきたい。名寄出身のオリンピック選手を輩出できるような活動をしてほしい」と期待を寄せ、20万円を手渡した。
これを受けた河本実行委員長は「ありがとうございます」と礼を述べた。また、「小中学生を対象としたジュニア大会は札幌で開催されているが、小学生30人程度、中学生20人程度の小規模」などとし、「スキージャンプ競技に関わる大会の開催だけではなく、道具を貸し出して誰でも参加できるような企画の提案など、競技環境を充実させるための活動に挑戦したい。一つでも多く大会増やすための支援にも取り組みたい」と伝えた。
この協賛金は、同クラブの名前入り選手用ゼッケンとのぼり、表彰式や会見などで使用するバックボード作製の費用に充てられる。
また、実行委員会では大会に参加したい小中学生を17日まで募集。当日は、ゲストとしてトリノオリンピックの出場した伊藤謙司郎さん(2020年に引退)と、女子ジャンパーの渡邉陽(みなみ)選手をゲストに招き、レクチャーも受けられる内容としており、「小さいジャンプ台を設置する予定なので、初心者も大歓迎。興味、関心のある小中学生はぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。
名寄新聞2023年3月5日 掲載 Web掲載日2023年3月13日
道北の求人情報
名寄新聞を購読希望の方は