道北ライフ
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中学生記者体験編・動物と会話する難しさ
今回、職場体験学習の一環としてコラムを書かせていただく運びになりました。下川中学校2年、鬼頭りりこです。
私が今回体験先に名寄新聞社下川支局を希望した理由は、作文など文章を書くことが得意で、小説家や新聞記者に興味があったからです。 -
エヌ氏の遊園地
星新一はかわいい、と知人の一人が言っていた。星新一の容姿ではない。彼の作品の世界観のことである。星のショートショートは、ブラックユーモアに富んだ作品が多く、一見して「かわいい」とは離れているように思われる。しかし、なぜか、私の中で知人の言葉が腑に落ちた。
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開拓期から現代へレールつなぐ 士別~名寄間 鉄道開業120年
旅客、貨物輸送が減少し、国鉄が膨大な赤字を抱えていた中、1980年11月28日、国鉄再建法が成立し、12月27日から施行された。その中でローカル線の廃止が進められることになり、特に輸送密度が2000人未満の線区は85年度までに廃止する方針を打ち出した。
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中学生記者体験編・人生初の馬とのふれあい
今回から2回にわたって、中学生の書いた記事を紹介します。中学生に記者となって、馬との触れ合いをテーマに、体験取材をしてもらい、それをその日のうちに、記事に仕上げていただいたもので、見出し、写真やその説明も本人がまとめたものです。
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世界の鳥 BOOK LAB.書籍紹介
幼い頃、博物館の世界をポケットに入れて持ち歩くことを夢想したことがある。
本書はまさに、それを叶えてくれる一風変わった図鑑だ。『世界の鳥』と題して、私たちに身近な鳥から -
愛馬ハナに乗って朝コーヒーの会へ
2020年の9月7日午前6時から3時間、下川町錦町のゲストハウス「アナグラム」前庭で、1日限定・朝のオープンコーヒースタンド「朝の会」が開かれた。筆者も愛馬ハナ(北海道和種馬)に乗って、会場を訪れた。
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ジェンダー写真論 増補版 BOOK LAB.書籍紹介
著者の笠原美智子(現アーティゾン美術館副館長)は写真を専門に長く学芸員を務めてきた人物である。社会学を学ぶために留学したアメリカで写真と出会い、帰国後から数年前まで東京都写真美術館や東京都現代美術館の学芸員として日本の写真美術の展示の最前線を走る続けてきた人物である。本書は彼女がこれまで手がけてきた展示やエッセイの中でも、特にジェンダーに関する論稿を集めたものだ。
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開拓期から現代へレールつなぐ 士別~名寄間 鉄道開業120年
急行列車の運行開始や名寄駅のコンテナ基地設置など、旅客、貨物輸送ともに最盛期を迎えていたが、1970年代半ばを迎えると自動車が普及し、取り扱いが減少。鉄道輸送が斜陽化してきた。
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愛馬ハナで小学生の環境教育?
2020年の9月1日、町の森林環境教育の一環で、下川小学校6年生28人が、筆者と愛馬ハナの元に訪れた。
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さみしいときは青青青青青青青 ——少年少女のための作品集 BOOK LAB.書籍紹介
かつて一世を風靡した寺山修司という人物は、今でもサブカル好きの若者達からの人気を集めている。
前衛演劇やアヴァンギャルドの代名詞としてよく知られ、戦後日本の若者文化を率いた彼だが、なぜ没後40年経った現代でも名を残しているのか。