未来のオリンピアン名寄で躍動、ジュニアオリンピックカップ2023ノルディック種目開幕
【名寄】
「JOCジュニアオリンピックカップ2023全日本ジュニアスキー選手権大会兼全日本中学生選抜スキー大会(ノルディック種目)」の各競技が、11日に開幕。12日までピヤシリシャンツェ、なよろ健康の森を会場にジャンプ、クロスカントリー、コンバインドの各競技が行われ、全国のトップジュニア選手が熱戦を繰り広げている。
ジュニアオリンピックカップは、全日本スキー連盟(SAJ)主催、名寄市、名寄市教育委員会、Nスポーツコミッション、名寄地方スキー連盟の共催、陸上自衛隊名寄駐屯地、北星信用金庫協力による、次世代のオリンピック選手発掘・育成を目的とした大会。
名寄では2017年から同選手権大会を開催。19年は新型コロナ感染症拡大を受けて中止を余儀なくされた経緯があり、今年で6回目。種目は中高生によるクロスカントリー、スペシャルジャンプ、コンバインドの3競技が行われ、全国のアスリート約400人(各競技へのエントリーは延べ713人)が出場している。
本紙管内からは、クロスカントリーに矢野雅治君(名寄中2年)。スペシャルジャンプに松本晃典君(下川商業高3年)、坂野旭飛君(同2年)、杉山律太君(同2年)、廣波琉海君(同2年)、西田蓮太郎君(同1年)、長谷川琉己君(名寄中1年)、岩崎里胡さん(下川商業高2年)、齋藤優さん(同2年)、長谷川芽依さん(名寄中3年)、菊池桜紗さん(同1年)。コンバインドに廣波君、菊池さんの2人がエントリー。
競技初日の11日は、スペシャルジャンプ(ピヤシリシャンツェノーマルヒル・K90m、HS100m)に男子55人、女子25人、クロスカントリークラシカル(なよろ健康の森)に男子(10K)173人、女子(5K)120人がエントリー。
選手たちは、シャンツェに大アーチを描いたり、起伏に富んだクロスカントリーコースを力いっぱい滑走するなど練習成果を発揮。両会場では観戦に訪れた市民の姿が見られ、選手の奮闘に惜しみない拍手を送っていた。
名寄新聞2023年3月12日 掲載 Web掲載日2023年3月13日
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