簡易柵と馬で草刈り
今回の話は2018年、馬のある暮らし4年目の話の続き。今後、さまざまな場所で日替わり放牧することになる「簡易柵」放牧の始まりの物語である。
2018年6月からの2カ月、愛馬・ハナ(ドサンコ)を、下川町市街地付近の美桑が丘で移動放牧。ここでの放牧は3年目(4回目)となったが、新たに試したのは、林内に電気柵を広く張り巡らせた通常用の放牧地の他に、電気柵の予備バッテリーを導入し、ハナに草を食べてもらう「簡易柵」も設置したことである。
草を食べさせたい(草刈りしたい)場所にポールを4、5本打ち込み、そこを白い紐状の電線で囲ってハナを放牧。一度に囲うのは、草を1、2日で食べきれる範囲内。限られた草を集中的に食べてもらった。夜間はその都度、通常の放牧地に戻す形で、簡易柵の草が食べ終わったら、囲う場所を移動し、また、そこの草を食べさせる―の繰り返しだ。
ハナは、電線に電気が流れていなくても、電線の外へ出てはいけない―と認識しているので、そのままでも出ることはないが、自分がその場を離れるときは、念のため、予備バッテリーに接続、電気も流しておくことで、ハナがうっかり外に出てしまうことも予防できる。
簡易柵は美桑が丘と自宅庭で利用したが、有効な手段と感じている。
<今回は名寄新聞の2018年8月23日付掲載記事を基に再構成しました>
おすすめ
名寄警察署からのお知らせ
「振込め詐欺」・「還付金詐欺」に対する啓発動画配信中!
道北ネットとは
道北ネットサービス利用規約
お問合せ
名寄新聞を購読希望の方は下記連絡先よりお問い合わせください
名寄新聞 購読料のご案内
TEL 01654-2-1717 FAX 01654-3-2181 Mail kouhou@nayoro-np.com