名寄高校入学式 期待に胸膨らませる 137人が新生活をスタート

【名寄】

名寄高校(今中勇希校長)の2024年度(令和6年度)入学式が、8日午後1時から同校体育館で行われ、新1年生137人が期待を胸に3年間の高校生活をスタートさせた。
現在の名寄高校は昨年4月、旧名寄高校と今年度末で閉校する名寄産業高校の統合に伴って誕生した新設校。普通科4間口、情報技術科1間口の学科構成で、開校初年度は129人(普通科113人、情報技術科16人)が入学した。
新設2年目を迎えた本年度は137人が入学。式では、来賓や保護者の拍手に迎えられながら第2期生となる新入生が緊張した表情で入場。新入生一人一人の名前が読み上げられ、入学を許可した今中校長が「本校の校訓は『集中之行』。何事にも全力で取り組むとともに、失敗を恐れず、いろんなことに積極的に挑戦してほしい。また、自分に自信を持って責任ある行動ができる人間に大きく成長することを願っている」と新入生に伝えるとともに、「地域から信頼される学校づくりに努力する」と式辞を述べた。
来賓を代表して同校PTAの遠藤貴広会長が「高校生活の3年間は短い。いろんなことに挑戦してたくさんの成功や失敗を経験してほしい。多くの人の考え方にも接しながら、夢、新年、情熱など自分の人生のテーマを見つけて有意義な高校生活を送ってほしい」などと祝辞を寄せた。
新入生を代表して齋藤優さんが「『集中之行』の精神を胸に、先生や先輩のご指導の下、勉強、学校行事、部活動において仲間と切磋琢磨(せっさたくま)し、日々たくさんのことを学び、名高生として恥じない生徒になることを誓います」と宣誓した。
 また、同校吹奏楽部の合唱で校歌を紹介し、新入生は新しい学校生活に期待を膨らませていた。