清掃ボラで地域貢献 下川小と下川中、協力して相互交流図る

【下川】

下川中学校(越湖憲治校長、生徒58人)と下川小学校(高舘正司校長、児童114人)の合同ボランティア清掃が、1日午後1時35分から「にぎわいの広場」を中心に、町内中心部全域で行われた。
両校は、地域貢献や相互交流を図ることなどを目的に、毎年、清掃活動を行っている。
この日は、中学校は全校生徒が、小学校は4年生以上の児童57人が、にぎわいの広場に集合した。
冒頭、越湖中学校長が「今日の清掃ボランティアは、お世話になっている皆さんへの地域貢献の一つです。日頃から元気な挨拶をし、お祭りやラジオ体操などの地域の行事に参加してください。また、小学生と中学生が、それぞれ交流を深めながら取り組んでください」などと挨拶。
その後、中学3年生がリーダーとなってグループ分けを行い、6グループ18班に分かれ、市街地のごみ拾いを、およそ1時間実施した。
リーダーを務めた中学3年の平田悠人さんは「地域に役立つことなのでやって良かった。みんなも協力的だった」と述べた。また、小学5年の長澤響さんは「ごみは思っていたより多かった。中学生と交流できて良かった。来年もやりたい」と笑顔で話した。
ごみ拾いをする小中学生に話しかける住民の姿も見られ、参加した児童生徒は有意義な時間となったようだった。