「全国地域安全運動」スタート 特殊詐欺などに注意 西條名寄店で街頭啓発 買い物客らにチラシ配布

【名寄】

犯罪被害に注意を呼びかけた街頭啓発

 「全国地域安全運動」が、11日からスタート。運動初日の街頭啓発が11日午前11時から西條名寄店で行われ、買い物客に特殊詐欺被害などに注意を呼びかけた。
 同運動は20日までの10日間。運動の重点は①子どもと女性の被害防止②特殊詐欺の被害防止③SNSを悪用した投資詐欺・ロマンス詐欺の被害防止④自転車盗の被害防止―を掲げている。
 街頭啓発は、名寄市防犯協会(和田敏明会長)が主催し、名寄警察署、北海道警友会名寄支部、名寄警察署地域安全活動推進委員、名寄市などが参加。さらに、名寄市役所でインターンシップ(職場体験)に入っている名寄中学校2年生も加わった。
 買い物客に対し、同運動や自転車盗難防止の防犯登録とツーロックを周知するチラシをはじめ、子どもが犯罪被害に巻き込まれた際の対応マニュアルを記したパンフレット、ポケットティッシュなどを手渡した。
 同署管内では、9月27日から10月2日にかけて、マッチングアプリを介した投資詐欺で、552万円をだまし取られる事件が発生しており、注意を呼びかけた。
 最後に大野真一郎副会長が「特殊詐欺は巧妙になり、身近に迫る危機。街頭啓発を通して犯罪被害を防ぎ、安全な暮らしができる地域にしたい」と挨拶しながら、気を引き締めていた。

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