なよろJAC所属 伊藤さん 100m走で6位入賞 中山さん コンバインド出場 北海道小学生陸上競技大会で健闘

【名寄】

全道大会で入賞した伊藤さん(右)、中山さん

 第42回日清食品カップ北海道小学生陸上競技大会で、なよろJAC所属の伊藤豪汰さん(名寄西小4年)が男子4年100m走で6位入賞。また、中山蒼空さん(名寄南小6年)が男子6年コンバインドB(走り幅跳び、ジャベリックボール投げ)で健闘を見せた。
 同大会は、北海道陸上競技協会が主催し、7月14日に日鋼室蘭スポーツパークで開催。小学4年生以上を対象としており、5年生以上は全国大会にもつながる。
 伊藤さんは、走ることが好きで母親からの勧めもあり、1年生から陸上競技を始めた。主に100m走と走り幅跳びに取り組んでおり、「大会で1位を取るために練習するのが楽しいです。新記録を出せたら、うれしいです」。
 中山さんは、弟と妹が陸上競技をしていたこともあり、自分も挑戦してみよう―と5年生から始めた。主に走り幅跳び、ジャベリックボール投げに取り組み、「大会で記録が伸びた時は、うれしいです。練習も楽しいです」と語る。
 全道大会を前にした道北地区予選(6月1日、旭川市)は、伊藤さん、中山さんともに1位で突破し、全道大会出場を決めた。
 伊藤さんは男子4年100m(32人エントリー)で、予選上位16人のうち8位で通過し、決勝へ。決勝ではこれまでの自己ベストを更新する15秒10で6位入賞した。
 中山さんは男子6年コンバインドB(19人エントリー)で、走り幅跳び3m31cm、ジャベリックボール投げ36m99cmで自己ベストを更新。記録をポイント化した結果、11位となり、惜しくも入賞はかなわなかったが、健闘を見せた。
 全道大会を終えて、伊藤さんは「タイム更新はうれしいけれど、順位はもっと上の方が良かったです。3位までに入りたかったので悔しいです」。
 中山さんは「調子は悪かったですが、全道で自己新記録を出すことができました」と振り返る。
 今後に向け、伊藤さんは「今年中に100mは14秒台、走り幅跳びは4m(現時点の自己ベストは3m85cm)を目指したいです」と目標を掲げる。
 中山さんは「中学生になっても全道大会に行けるよう、もっと記録を伸ばせるよう頑張りたいです」と意気込み、中学進学後は走り幅跳び、ジャベリックスローに挑むことにしている。