ひまわりらんど 音楽で楽しい時間 上田さん講師に親子で交流 名寄大看護学科生も参加

【名寄】

 名寄市子育て支援センターひまわりらんど(紺野美奈子所長)主催の「ミニわくわく」が、14日午前10時半から同館で開かれ、13組26人の親子が参加した。
 講師は、名寄教育カウンセリングを学ぶ会の会員で、公認心理師の上田明美さんが務めた。
 紺野所長が、「今年初めての親子講座です。音楽を通して体を動かし、けがのないよう楽しんでください」と挨拶。上田さんも、わくわく人形を持って挨拶した。
 上田さんのピアノ演奏で「こんにちは!」「おはよう!」などの「あいさつの歌」を皮切りに、子どもの名前を呼ぶ「お返事の歌」、会場内を親子で行進する「ミツバチマーチ」などを、踊りを交えながら、親子一緒に歌った。途中、カラフルな色のスカーフを用いて、親子で楽しんだ。
 最後に、上田さんが「イヤイヤ期の子育てについて」と題したミニ講話を実施。
 上田さんは、「1歳半までのイヤイヤは、体調や気分の変化によるものが中心」「2歳児は、相手に伝えられないイヤイヤで子どももストレスを感じている。褒めたり、良いところを伝えて」などと語った。
 小児看護学実習で、サポートしていた袰岩花純(ほろいわかすみ)さん=名寄市立大学4年=は「これまで親子一緒の関わりはなかった。親子で楽しんいる姿を見せてもらい、子どもへの接し方などが勉強になりました」。永原凜佳(ながはらりんか)さん=同=は「親子一緒に関わるのは初めてです。年齢の違う子どもたちが、音楽を通して一緒に楽しんでいる姿が参考になりました」などと笑顔で語った。
 参加者からは「親子で楽しめました。また参加したいです」などの声が聞かれ、親子で充実した楽しいひとときとなった。

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