アサヒ北海道写真展に稚内から11人入賞・入選 秋山さん、若山さんが優秀賞

全日本写真連盟北海道本部などが主催する第76回アサヒ北海道写真展に稚内から過去最多の11人が入賞・入選した。
北海道写真協会展とともに道内では歴史のある写真展で、アマチュア写真家の目標の1つとなっている。昨年12月に作品を募集し、道内外から144人、512点が寄せられた。1月下旬に東京で審査が行われ、大賞1点、準大賞1点、優秀賞3点、特選5点、入選47点の計57点を選出。
稚内の写真家からは優秀賞2点、特選1点、入選8点の計11人が受賞。過去に9人の受賞はあったが、初の2桁受賞の快挙に、全日写連稚内支部の斉藤マサヨシ支部長は「稚内の写真文化の高まりを感じる力作揃い。引き続き、裾野を広げていきたい」と喜びを語った。
受賞・入選作の写真展は4月に札幌で開かれ、室蘭、帯広、北見、旭川と巡回、稚内では11月に市立図書館で展示する予定。稚内からの受賞作品は次の通り。
▽優秀賞―「白黒つける」秋山高之(フォトW所属)、「あっ、食べられた」若山美穂子(同)▽特選―「鮭祭り」山田勝(同)▽入選―「日陰に隠れて」太田晃(全日写連稚内支部所属)、「Crystal Ocean」宮田美代子(同)、「奇跡のコラボ~次は8万年後?~」尾崎伸之介(同)、「Accumulation」手嶋孝志(同)、「野生の摂理」樫山昭一(フォトW所属)、「春の香」工藤順子(同)、「農道を往く」氏本裕子(同)、「集海所」石川隆。 

(金子栄次)

日刊宗谷の購読をご希望の方は以下のお電話またはホームページからお願いいたします。

TEL:0162-23-5010
HP:宗谷新聞社ホームページ