稚内市教委と稚内市スポーツ協会による今年度のスポーツ交流事業で、9月19日から5泊6日の日程で友好都市・沖縄県石垣市に滞在した稚内のサッカー少年団員。交流大使としての大役を果たした。
稚内市と石垣市がスポーツを通じ友好親善と相互理解を深め、次世代を担う子ども達がホームステイなどの体験を通して友情を育む恒例の事業。
稚内からはサッカー少年団に所属する小学4~6年生10人のほか、スポーツ少年団リーダー会の高校生会員、指導者など計15人が19日に稚内空港を出発。羽田、那覇を経由し20日に石垣入りした。
現地のサッカー少年団員宅にホームステイ。初日は初めて訪れた土地に対する緊張や環境の違いなどに戸惑った様子だったが、実際に交流が始まると旧知の仲のようにふれあった。
2日目に行われた交流試合では、各少年団員とも日頃の練習成果を発揮。稚内と石垣のゲームでは1対0と0対3で1勝1敗。このほか、互いの混成チーム同士の試合で、プレーを通じて絆を深めた。3日目は海水浴でカヤックやSUP(スタンドアップパドル)などを体験。海に入る機会が少ない稚内の子ども達だったが、瞬く間にコツをつかみ、楽しいひと時。このあとにはグラスボートに乗って珊瑚礁を見学。ウミガメを見つけて盛り上がった。
来年度は、石垣の子ども達が稚内を訪れることになっている。今回ホスト役を務めた子ども達が稚内に来る予定で、石垣出発時に再会を誓い合い、列島縦断の帰路についた。
(金子栄次)
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