【美深】
美深町トランポリン協会(荒谷博文会長)所属の芳賀寅之助さん(美深小5年)、北野太基さん(智恵文小3年)は、第10回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会に出場し健闘。ともにシンクロの部で入賞した。5日午後5時に美深町役場を訪れ、草野孝治町長らに報告した。
同大会は、7月25日から28日まで群馬県前橋市の「ヤマト市民体育館前橋」で開催。動画審査による予選を通過した選手たちが集結した。
芳賀さん、北野さんともに個人競技、シンクロの部に出場。シンクロの部でそれぞれ入賞し、個人競技は惜しくも入賞はならなかった。
芳賀さんは、シンクロ小学生高学年男子の部(21組エントリー)で、士別トランポリン協会の湊谷幸司さん(6年)とペアを組み、6位に入賞。
北野さんは、シンクロ小学生低学年男子の部(5組エントリー)で、釧路トランポリンキッズスポーツ少年団の山本笑新さん(3年)とペアを組み、5位入賞となった。
芳賀さん、北野さん、コーチで芳賀さんの父・広行さんが町役場を訪れ、草野孝治町長らに報告した。
大会について、芳賀さんは「初めて全日本トランポリンジュニア選手権のシンクロの部に出て、決勝に残れたことがうれしかったです」。
北野さんは「初めての全国レベルの大会だったので緊張しましたが、頑張って跳ぶことができました」と振り返った。
上位は道外のクラブチームの選手がそろっており、芳賀さんは「他の人の演技を見て、自分ももっと練習しないといけないと思います」。
北野さんは「みんなは手足がそろっていたので、それを見習っていきたいです」と語り、他の選手から刺激を受けており、今後の練習に向けて気を引き締めている。
コーチの芳賀広行さんは「会場の雰囲気に飲まれて緊張してしまったのか、練習通りのベストな演技ではなかった。大会に合わせてピークを持ってこられるように、子どもたちを教えていけるよう努力したい」などと話す。
草野町長は「シンクロで2人とも賞状をもらうことができてよかったです。来年も全日本トランポリンジュニア選手権に行けるよう、さらに技に磨きをかけてほしいです。個人競技でもチャンスがあるので、自信を持って練習を頑張ってください」と話し、期待を寄せた。