ピアノ教室STEP、池田結翔さん2年連続金賞 ブルグミュラーコンクール札幌ファイナル

【名寄】

2年連続の金賞に喜びの表情を見せる
池田結翔さん

市内西4南7のピアノ・エレクトーン教室「STEP(ステップ)」名寄教室に通う池田結翔さん(名寄小5年)が、「ブルグミュラーコンクール2024」北海道大会札幌ファイナルの小学5・6年B部門で、最高の金賞を受賞した。「2年連続で金賞を取れて、うれしいです」と語る。
同コンクール北海道実行委員会、全日本ピアノ指導者協会北海道支部が主催。
ドイツ生まれの作曲家、ヨハン・ブルグミュラーの名を冠したコンクールで、幼児から一般までを対象としている。
池田さんは、小学5・6年B部門にエントリーし、昨年10月20日に旭川建設労働者福祉センター「サン・アザレア」で開かれた旭川地区大会(予選)を通過。12月7、8の両日、札幌市内の「ふきのとうホール」で開かれた北海道大会札幌ファイナル(本選)に出場した。
同部門には24人がエントリー。池田さんは「18の練習曲」から「空気の精」を演奏し、最高の金賞。23年は小学3・4年B部門で金賞を受賞しており、2年連続の金賞に輝いた。
本選を振り返って「前回は『25の練習曲』で金賞。今回は『25』よりも難しい『18の練習曲』で金賞を取れたので、うれしいです」と語る。
演奏では「『空気の精』というタイトルなので、妖精たちがフワッと木の葉を舞い上げるようなイメージで、オクターブの三連符を軽やかに弾けるよう頑張りました。本選の会場は音が響くホールだったので、予選とはペダルの使い方を変えて、音が濁らないように練習をたくさんしました」と明かす。
今後に向けて「違うコンクールでも金賞を取りたいです。今年も『ブルグミュラーコンクール』に出るつもりで、3連覇を狙いたいです」と意気込む。
池田さんは、兄がピアノを習っていたこともあり、3歳から習い始めており「難しい曲や有名な曲が弾けるようになると楽しいです」と語る。
目標はベートーベンのピアノソナタ第14番「月光」第3楽章が弾けるようになること。プロのピアニストがリサイタルで演奏する難易度の高い曲で「今は弾けるレベルにはなっていませんが、中学生になったら弾いてみたいです」と話し、レッスンを重ねながら技術を磨いている。

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