【名寄】
「第57回ふうれんスキー場まつり」が、25日午前9時半から風連スキー場で開かれ、多くの参加者が各種イベントを楽しみながら、思い出に残る時間を過ごした。
風連スポーツクラブ（熊谷守会長）主催。子どもたちに地元のスキー場に親しみを深めてもらうとともに、シーズン中に鍛えた滑りを競ってもらうことなどを目的に開催。
開会式で、熊谷会長が「今年で57回目を迎えるスキー場まつりは、地域の人々のさまざまなつながりや協力で開催され、今後も末永く続くことを願っている。今日はけがのないよう、楽しんでほしい」と挨拶。
来賓の石橋毅市総合政策部長が「大いに楽しんで、思い出に残る時間にしてもらいたい」と祝辞を寄せた。
準備運動で体をほぐした後、名寄の観光マスコット「なよろう」や力士に扮（ふん）した関係者が、華麗なデモンストレーション滑走を披露して競技開始。
大回転競技は、スキーやスノーボードで２本滑走し、タイム差の短さを競うもので、幼児から一般まで35人が出場。出場者は日ごろの練習成果を存分に発揮し、自分のペースで滑走。見守る保護者や地域住民から声援が送られた。
続いての「宝さがし」には、幼児から小学生まで34人が参加。ビニール袋などで手作りしたそりで斜面を滑り、雪の中に隠された宝を探すゲームで、参加者は元気な歓声をゲレンデに響かせながら競技を楽しんだ。
競技終了後は、スノーモービル試乗も行われ、子どもたちは名寄の冬を満喫していた。
大回転競技の結果（タイムラグ賞）は次の通り。
▽幼児組 1佐々木碧 2高橋逢瑚 3山本美緒
▽1・2年 1齋藤香那 2瀬川葉介 3白川結一
▽3・4年 1佐々木楓 2土井結奈 3土井夢乃
▽5・6年 1齋藤千薫 2吉田優翔 3杉野こはる
▽中高一般 1安達恵介 2福地政弘 3米田健二
