マリンバの音色を聴く 名寄西小と安心会議で音楽鑑賞会

【名寄】

名寄西小学校(輕部恭子校長、児童230人)と名寄西小安心会議(木田雅博会長)の「音楽鑑賞会」が、12日午後1時20分から同校体育館で開かれ、マリンバの演奏に耳を傾けた。
連携事業として実施したもので、同校児童と同会議との交流を図るとともに、文化体験を深めることを狙いに企画した。
開会で木田会長は「登下校時に事故や事件に巻き込まれないよう地域の大人たちが皆さんを見守っています。皆さんと顔を合わす機会を増やすため、1・2年生と花壇づくりなどをしました。学校と相談しながら交流する機会を増やせればと思います」と挨拶。
続いて、札幌市在住のマリンバ奏者・赤岩咲良さんが登場し、演奏を披露。マリンバはこの日のために名寄高校から借りた。
マリンバは、木製の鍵盤打楽器で「マレット」と呼ばれるバチでたたいて音を出すことなどを説明した。
「パッヘルベルのカノンによるトランスフォーメーション」をはじめ、旭川市在住のフリー打楽器奏者・石川慎也さんと共にシロフォンとマリンバによる「剣の舞」を披露、美しい音色を響かせた。
子どもたちも参加し、手拍子や足踏みの音を交えて「さんぽ」を演奏。音を奏でる楽しさを味わった。
子どもたちからは「マリンバの音がきれいだった」などの感想が聞かれた。