ヤングの部でN太郎優勝 丸徳木賀商店杯市民バレー、ネット際の攻防を繰り広げる

【名寄】

第4回丸徳木賀商店杯市民バレーボール大会が26日、名寄市スポーツセンターなどで開かれ、小学生の部はアルテミス雨竜A(深川)、ヤング・チャレンジの部はN太郎(下川商業高)、一般の部はスーガヤ(旭川市)が優勝した。
名寄市バレーボール協会(大沼広明会長)主催。名寄地区バレーボール協会が後援、名寄市立大学バレーボールサークルが協力。
名寄市内でバレーボールに取り組む環境がない中高校生男子の大会を補完する場、日頃から競技をしている選手をはじめ、普段はサポート側の指導者や保護者、職場やサークルでの親睦を深める機会として開催。
年度初めの大会は市民大会とし、市民や近隣住民がバレーボールに触れるきっかけと、小中学生などにも気軽に楽しめるよう、女性選手の人数による加点、ジャンプサーブなどの禁止といった、さまざまなローカルルールも設けている。
今年から小学生の部を「道北リーグ」と称し、道北の小学生選手の強化、交流を目的とした定期戦を名寄の大会に合わせて実施し、第1回の道北リーグを繰り広げた。
小学生の部に名寄や美深、士別、旭川、雨竜、羽幌、天塩、枝幸、稚内から15チーム、ヤング・チャレンジの部に名寄や士別、美深から8チーム、一般の部に名寄や士別、旭川、滝川、砂川、稚内から12チームがエントリー。総勢35チーム275人の愛好者が集まった。
試合は一般の部とヤング・チャレンジの部が同センターと名寄市立大学、小学生の部は名寄西小学校と風連中央小学校を会場に行われた。
各部とも予選ブロック戦を経て、決勝トーナメント戦を実施。小学生の部は各ブロックの同順位でトーナメントを行った。
選手たちはアタックやブロックでネット際の攻防を繰り広げ、スコアを重ねて勝利を目指す一方、愛好者同士の交流も深めていた。
一般の部とヤング・チャレンジの部で総合決勝も行われ、総合優勝はスーガヤ、総合準優勝はN太郎となった。
結果は次の通り。
◇小学生▽1位トーナメント①アルテミス雨竜A(深川)②風連美深少年団(名寄)③名寄西クラブ(名寄)、つくもヤング男子(士別)▽2位トーナメント優勝=東神楽ブレイブサンダース(旭川)▽3位トーナメント優勝=永小ウイング(旭川)▽4位トーナメント優勝=羽幌ジャンプ(留萌)
▽ヤング・チャレンジ①N太郎(下川商業高)②たけのこ(名寄市)③天上天下唯我独尊(名寄市)、なかC(名寄市)
▽一般①スーガヤ(旭川市)②STARS(滝川市)③Norz1(稚内市)、POLE STAR(旭川市)