下川 愛らしい姿で和ませる 認定こども園の運動会

【下川】

町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長、園児69人)の第5回運動会が、15日に同施設園庭で開かれ、園児たちが小さな体で元気に動き回り、愛らしい姿が会場を和ませた。
新型コロナウイルス対策が緩和され、プログラムも平常時の地域ぐるみの運動会に戻りつつある。今回は久しぶりに全クラス合同開催となり、保護者や地域の参加型プログラムも盛り込まれた。
幅広い世代の住民が来場して園児を応援。園児の成長を見守る優しい時間が流れた。
全園児の体操に続き、クラスごとの徒競走(かけっこ)、踊りや遊戯、3歳児以上はリレー、4・5歳児は玉入れも実施。玉入れでは、かごに狙いを定め、飛び跳ねながら玉を投げ入れていた。
5歳児は大型円盤布の端をみんなで持ち、曲のリズムに動きを合わせながら、空気を入れて膨らませたり、しぼませたり、浮かせるなどの表現「パラバルーン」を披露した。
保護者種目の「だれかと」大玉転がしリレーは、保護者と、くじで選ばれたくるみ組の園児、お題に該当する人が一緒に大玉を転がす競技。会場が一体となって楽しんだ。
園児全員に運動会の記念品として、保護者の会(飯田ともみ会長)から手作りの木製メダルが贈られた。
保護者たちが「森林のまち・下川町ならではのプレゼントを贈りたい」と、地元産シラカバを加工して作ったもので、園児たちは保護者からメダルを首にかけてもらい、うれしそうにしていた。