【下川】
第21回しもかわうどん祭りが、同実行委員会(実行委員長・西村和樹しもかわ観光協会長)主催、31日の正午~午後8時、9月1日の午前9時~午後2時半に、にぎわいの広場(町内共栄町)で開催される。町内外のさまざまなうどんが出店し、うどんの食べ比べを楽しむことができる。実行委は「食べ比べをより楽しんでいただけるよう、各うどん出店者に少ない分量の『ハーフうどん』も扱っていただく。さまざまなうどんを食べて、自分の一番好きなうどんを見つけてもらえたらうれしい」と来場を呼びかける。
うどん店には地元下川の手延べ麺をはじめ、全国の有名うどんから初出店「五島うどん」、再出店の「村山かてうどん」「北海道純雪うどん」が味わえる。その他の飲食や物販も含めると、30以上の露店が並ぶ。
今回は、うどんの食べ比べを一層楽しんでもらおうと、各うどんの出店でハーフうどんも一杯500円で販売。さらにハーフうどん券3枚と、下川の手延べうどん乾麺のつかみ取り参加券1枚をセットにしたチケットを、イベント当日に1500円で限定300セット販売する。
ハーフうどんとチケットは、コロナ禍前の2019年に導入しており、コロナ禍が落ち着き、平常化したことで再び導入する。
うどんつかみ取りはこれまで、子どもと女性を対象に無料で実施していたが、今回はチケット購入者に限定し、年齢・性別問わず参加できる。両日1回ずつ行われる。
初日を締めくくるステージイベント「ふるさとどんちゃん」は、「どんちゃんみこし」が初登場でラストを飾る。恒例の「赤ふんみこし」は昨年で終了したが、みこしを改修兼ねて作り変え、うどんのオブジェを乗せて担ぐ見込み。
担ぎ手は、従来は赤ふん姿の男性に限定していたが、今回は20歳以上であれば男女問わず、服装も自由とした。来場者によるみこしへの水かけはこれまで通り行う。併せて「子どもみこし」もリニューアルされる。
他に下川商業高よさこい、幅広い世代の地元サークルによるダンス、渓流太鼓演奏、餅まきも行う。
2日目の目玉イベント「うどん大食い対決」は、3人1チームになって、用意されたうどん(大人の部は12杯、小学生の部は6杯)の完食を目指す。うどん料理は1杯ずつ出され、完食ごとに次の1杯が出され、メンバーも交代できる。
今年は、恒例だった「早食い競争」を実施せず、昨年に初実施して好評だった「大食い対決」を拡大して盛り上げる。優勝賞品は下川手延べうどん乾麺1年分となっている。
これまで通り、キッズゾーン設置、フリーマーケット、親子木工教室、地元の音楽演奏会、消防車両体験なども予定。ふるさと通りでは「バスケ3×3大会・フリースロー大会」も行われる。
両日ともに下川町出身のシンガーソングライター・金子智也さんが司会進行の一部を担うとともに、音楽ライブを披露する。
うどん祭りと幌加内町の新そば祭り(同日開催)の2会場をまわる、スタンプラリーも開催する。スタンプを集めると抽選で20人に、下川の手延べ麺と幌加内そばのセットが当たる。
「どんちゃんみこし」と「うどん大食い対決」では、参加者を募集しており、23日まで実行委で受け付けている。
各企画のタイムスケジュールや参加募集要項は、しもかわ観光協会のホームページ(https://www.shimokawa-time.net/)に掲載している。