下川でビワの実を収穫体験 町民会館児童室の児童ら12人、三賀組スタッフが協力

【下川】

28日正午から町公民館(川島政吉館長)内で、町民会館児童室に通う児童たちがビワの実の収穫を体験した。
町公民館にあるビワの木は、同館から清掃・警備業務の委託を受けている三賀組のスタッフが、20数年前に自宅で鉢植えしたもので、3年前に同館に持参。三賀組スタッフが水やりなどの管理を行っている。
ビワは、主に本州の暖かい地方で、5月から6月にかけて収穫するものであるが、室内のため、早めの収穫が可能となった。
今年は、例年よりも多い40数個の実がついたことから、26日にも収穫体験を実施、この日は2回目となった。児童室に通う1・2年生12人が参加し、指導を受けながら収穫を体験。
また、鉢植え3年目の小さなビワと、20数年が経過して背丈1m以上に伸びたビワの木の実を見比べながら、「大きくなったね」「たくさん実がなっているね」などと大きさの違いなどに驚いていた。
最後に、参加した児童を代表して下川小学校2年の髙橋侍央(じお)君が、「今日はありがとうございました」などと礼を述べ、指導してくれたスタッフに感謝の手紙を渡した。
この日、収穫したビワの実は、それぞれ持ち帰って味わった。