【名寄】
日本キリスト教団名寄教会(日向恭司牧師)による市民公開の「クリスマス・イブ キャンドル礼拝」が、24日午後7時から同教会で行われ、雪のちらつく中、市民約20人がキャンドルのともる礼拝堂に集った。
礼拝では、聖書の一節を読み、クリスマスの讃美歌を歌った。
その後、照明が消され、礼拝堂の中はキャンドルの明かりだけに。壇の手前に4本の赤いろうそくがともされ、その明かりの中で日向牧師は2千年前の主イエスの生誕について語り、イエスのメッセージである世界の平和と全ての人たちの安らぎを祈ろう―と説いた。
さらに祈祷があり、続いて讃美歌を歌い献金。献金は困っている人たちのために―と、パレスチナのガザ地区で爆撃された病院の再建のために送られるという。この爆撃に遭った病院は、日本キリスト教会が長年支援を続けてきた病院であるとのこと。
最後は讃美歌「きよしこの夜」を歌い、世界の平和を祈る祈祷で締めくくられた。
雪降る聖夜、名寄教会は窓からこぼれるキャンドルの明かりがとても暖かく、建物の美しさがひときわ目立っていた。