中名寄小 阿部さん講師に走力教室 運動会へ向けて走り方学ぶ、名寄市立大学生も参加

【名寄】

中名寄小学校(松本敏朗校長、児童11人)で、5月27日午後1時10分から、名寄市スポーツ振興アドバイザーの阿部雅司さんを講師に「走力トレーニング教室」が開かれた。
同校では、運動会とクロカン記録会前の年2回、阿部さんを招いて走力教室などを開催しており、この日は、6月1日の運動会を前に、全校児童を対象として5時間目の授業に合わせて開催。
冒頭、松本校長が「運動会で速く走れるよう阿部さんに教わってほしい。しっかり頑張って」と挨拶。
走力教室には、名寄市立大学社会福祉学科3年の岡村舞子さんと看護学科2年の亀井遥さんが、「地域との協働」の授業の一環として参加した。
はじめに、股関節やアキレス腱などを柔らかくするため、時間をかけて準備体操。その後、走り方を説明。「早く走るには、足を『7』の数字のように曲げて走る」「肘を伸ばすより曲げた方が良い」「スタートから10m位は顔を上げない」などと具体的に伝え、その都度、体を動かしながら練習した。
実践練習ではスタートと、『ゴールが終了でなく、突き抜けるように走る』ことをイメージして走り抜ける練習を行った。
最後に、児童から感想を聞き、「阿部さんと走ることができて、良い勉強になった」「一緒に練習ができ、前より走るのが上手くなった」などの声が聞かれた。
また、参加した市立大学生も、「すごく参考になった」(岡村さん)「楽しかった」(亀井さん)と笑顔で話していた。
児童たちは、運動会に向けて気持ちを新たにしていた。