【名寄】
「2023年度学校卒業者珠算技能優秀者表彰」の伝達が、17日に珠算検定会場の市民文化センターで行われ、名寄南小学校6年の中山莉桜香(りおか)さん(12)が表彰を受けた。
同表彰は、日頃の努力と優秀な技能が他の模範になるとして、全国珠算教育連盟が毎年、小学6年、中学3年、高校3年生の珠算3段以上(1月までの試験結果に基づく)の合格者を対象に贈っているもの。
本年度の市内対象者は中山さんただ一人で、珠算4段、暗算7段を取得した。
同日の珠算検定に合わせて表彰状の伝達が行われ、中山さんに表彰状と記念のトロフィーが贈られた。
中山さんは、珠算を習っていた母親の勧めもあり、小学1年のころに珠算を始めたとのこと。小学6年までに珠算3段以上の取得を目標に、日々勉強に励んできた。
珠算を習っていて良かったと感じることで、「学校で先生から算数の問題を出されても、すぐに答えることができるところ」と、計算問題は見ただけで解けてしまうという。
4月には中学校に進学するが、珠算は一区切り付けたいとのこと。「中学校では勉強や部活動を頑張りたいです」と笑顔で話す。