【美深・名寄】
ミラノ・コルティナ冬季五輪のフリースタイルスキー競技エアリアル種目に出場する名寄市出身の五十嵐晴冬選手(23)=BIFUKA AIR FORCE=、五十嵐瑠奈選手(21)=日本体育大学=きょうだいの壮行会が、1月31日午後2時から美深スキー場ロッジで開かれた。
壮行会は、名寄市、美深町、美深町エアリアルプロジェクト委員会などで構成した実行委員会(実行委員長・荒川賢一美深町議会副議長)が主催。
会場では、五十嵐選手きょうだいが入場すると、出席者から祝福の拍手が送られ、全日本スキーヘッドコーチの綿貫雅弘さん、BIFUKA AIR FORCEコーチの逸見佳代さんから花束が贈られた。
エアリアルプロジェクトに携わる荒川実行委員長は「美深町では2005年からエアリアルプロジェクトをスタート。BIFUKA AIR FORCEからオリンピック選手を輩出しよう―と20年かかったが、今回2人のオリンピアンを輩出したのは快挙。オリンピックへ緊張感は増しているが、日頃の練習成果を発揮し、表彰台を目指して健闘してほしい」。
草野孝治町長は「日本代表選出おめでとう。地元から初のオリンピック出場を祝いたい。ジュニア時代から長年の努力を重ね、オリンピックへの切符を手に入れたのは、努力と周りの支援があってのもの。この快挙は誇りであり、エアリアルプロジェクトが発足してからの悲願。緊張感はあるかもしれないが、日頃培った技術を発揮してほしい」。
加藤剛士市長は「晴冬選手はサッカーもやっていて、どちらに進むか悩んだこともあったが、小学校高学年でエアリアルに絞った。美深、名寄では五十嵐きょうだいの活躍で盛り上がっている。オリンピックは地域の皆さんで応援したい。活躍を期待している」。
吉田千賀全日本スキー連盟理事は「2018年の平昌オリンピック以来2大会ぶりの出場権を獲得。世界最高の舞台で日本代表、美深から輩出したエアリアル選手として堂々と演技してほしい」と挨拶した。
また、美深町と名寄市、Nスポーツコミッションなよろから激励金、競技関係者と後輩たちから活躍祈願の寄せ書き、同プロジェクト委員会から応援横断幕が五十嵐選手きょうだいに贈られた。
出場に向けての決意で、晴冬選手は「小学3年生からエアリアルを始めて15年。ようやくオリンピックの舞台に届き、うれしい」と前段で語った。
ワールドカップでは思うようにポイントが伸びず、「気持ちが整理できていなかったが、僕にもチャンスが回ってきた。自分の力だけではなく、皆さんの支えと応援があって、巡り巡ってチャンスをつかめた。オリンピック、頑張ってきたい」と目頭を押さえながら意気込んだ。
瑠奈選手は、小学1年からエアリアルを始め、晴冬選手と共に練習してきた。「ここまで連れてきていただいた皆さんに感謝している。憧れのオリンピックという夢の舞台に立てるということで、ワクワク、うれしい気持ちでいっぱい。自分の力を出し切り、誰よりも楽しんで飛びたい」と力強く語った。
最後に山田典幸名寄市議会議長、南和博美深町議会議長が激励杯を上げ、2人の飛躍を祈願した。
エアリアルの競技日程(日本時間)は、17日午後6時45分から女子予選、午後9時半から男子予選。18日午後7時半から女子決勝、19日午後7時半から男子決勝。21日午後6時45分から混合団体。
テレビ放送は現時点では未定。放送される場合、名寄市内でパブリックビューイングを実施する。


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