伝統文化「水引」広めたい 名寄高2年生、探求活動で制作体験会 市民ら10人が楽しむ

【名寄】

水引の制作を体験した参加者

名寄高校(今中勇希校長)の生徒による探求活動の一環「水引制作体験会」が、26日午後2時から「ここほっと」で開かれた。
同校では、グループを編成し、授業や課外活動を通して、生徒が関心のあるテーマを設定して探求活動に取り組んでいる。
2年生の渡辺栞さん、西櫻優架(ゆか)さん、米田ゆりさんの3人は、「和を身近に」を活動テーマに、日本の伝統文化などを探求している。
この日は、市民などを対象に、贈り物や祝いごとなどの際に使われる水引の制作体験会を開催。学校で生徒を対象に開催したことはあるものの、校外では初めての開催となった。
小学生から高齢者まで約10人の市民が参加し、渡辺さん、西櫻さんから水引の作り方を熱心に学んでいた。
東小3年の小笠原千咲さんは、「編み物はしたことがあるけれど、水引を作るのは初めてで、楽しかった」。市内の中野寿子さんは「小物づくりに関心があったので参加しました。楽しく、集中してやれました」と、それぞれ笑顔で語っていた。

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