体験ブースで魅力紹介 名寄市立大学“看護の日イベント”

【名寄】

看護に触れてもらうイベント「看護の日~看護の心を みんなの心に~in名寄市立大学」が、19日午前10時から同大学で開かれ、看護に興味、関心のある中高生などが参加した。
同大学看護学科4年生で組織した実行委員会(一久保実月委員長)の主催。5月12日は「看護の日」で、12日を含む週の日曜から土曜までが「看護週間」となっていることから、同週間に合わせて毎年開催している。
コロナ禍で2020年から中止していたため、5年ぶりの開催となり、今年で15回目。
市内の中高生が参加。看護学生たちが「なんで看護師目指したの?」の劇を披露。看護師の仕事について、中途半端な気持ちでできるものではないとしながらも、やりがいのある仕事であることを紹介する機会とした。
展示・体験ブースでは、新生児の赤ちゃんとほぼ同じ体重(約3㎏)の人形を抱く体験ができるコーナー、血圧測定体験コーナー、看護勉強のイメージアップに結び付けるための教科書展示もあり、学習の一端に触れた。
また、看護師ユニフォームを着て撮影できるブースも設け、看護師への理解を深めた。
交流会も開催され、参加者による勉強や仕事内容などの質問に、学生が答えるなどして、今後の進路の参考としていた。