【名寄】
名寄相撲協会(長谷川良雄会長)主催の名寄神社例大祭奉納わんぱく相撲大会・赤ちゃん相撲大会(一心泣き相撲)が、5日にスポーツセンター土俵などで開かれた。日本相撲協会所属で尾上部屋の玄武丸(げんぶまる)と穂高(ほだか)の現役力士をゲストに招いての大会で、子どもたちの元気いっぱいな取組に、来場者から拍手や声援が送られ盛り上がった。
この日はあいにくの降雨に見舞われたが、赤ちゃん相撲に12人、子ども相撲に、市内を中心に幼児、小学生合わせて50人が出場。
雨天のため、赤ちゃん相撲は同センター内で実施。健やかな成長を祈願するもので、早く泣いた赤ちゃんの勝利というルール。
化粧まわしや鉢巻きを身に着けた赤ちゃん力士が、両力士に抱かれ土俵入り。向き合うと、「わーん」と大きな鳴き声を上げたり、力士の腕の中で気持ちよさそうな表情を見せたりと、来場者からは笑いや拍手が沸き起こった。
続いて、同センター屋外の土俵でわんぱく相撲が開幕。
幼児、小学低学年、同中学年、同高学年の各部に分かれ進行。個人戦の他、3人勝ち抜き戦で競った。
子どもたちは、激しく体をぶつけ合いながら相手を押し出したり、四つ相撲から投げ技を決めたりと、白熱した対戦。
不利な体勢から逆転勝ちを収めると、観客からは拍手や歓声が沸き起こるなど大盛り上がり。
勝ち星を挙げた児童が笑顔で喜んだり、惜しくも敗退すると涙を流して悔しがったりするといった様子も見られ、日本の伝統文化を通じて交流を深め合った。

赤ちゃん相撲

送られた子ども相撲


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