児童・コミカレ生が踊りなど披露 名寄東小コミセン 「ラベンダー祭り」にぎわう

【名寄】

名寄東小学校(八柳学校長、児童160人)に併設する東小コミュニティセンター運営委員会(渡辺洋運営委員長)の第25回ラベンダー祭が、9日午前10時35分から同校南側テラスで開かれた。
同校敷地内の花壇や東3条通街路植樹升に植栽されているラベンダーが、美しく咲き誇るこの時期に開催されている恒例の祭り。コロナ禍では中止・縮小し、昨年から通常開催している。
渡辺運営委員長が「ラベンダー祭りは校舎にふさわしい環境、学校周辺の公園化構想が基となり、1997年から3年間、中富良野町から約千株のラベンダーを移植して、翌98年から開催している。短い時間ですが楽しんでください」と挨拶。
八柳校長が「今日は絶好の日和。準備から開催までコミセン運営委員会の皆さまに感謝します。東小の児童は、力を合わせて踊りや演奏を披露して祭りを盛り上げてください。今後も、地域の教育活動にご理解をお願いします」と挨拶し、岸小夜子市教育長が来賓挨拶した。
児童による発表では、1・2年生が「名寄音頭」、3・4年生がよさこいの「よっちょれ」、5・6年生が「オブラディ オブラダ」を演奏した。
一生懸命に踊りや演奏を発表する児童の姿に、保護者や地域住民から惜しみない拍手が送られた。
6年生の山下しずくさん、堀田ももさんの伴奏でコミカレ生が合唱「野に咲く花のように」も披露した。
発表終了後に、渡辺運営委員長から児童代表の五十嵐悠大さんに学習ノートなどが贈られ、最後に、来場者を対象にした鉢植えのラベンダー(50鉢限定)が当たる抽選会も行われるなど、楽しいひとときを過ごしていた。