全園児で聖劇披露 名寄カトリック幼稚園クリスマスお祝い会

【名寄】

名寄カトリック幼稚園(柴田沙知園長、園児90人)の「クリスマスお祝い会」が、20日午前10時から同園で開かれた。
同園では毎年、クリスマス前にお祝い会を実施している。コロナ禍では、オンライン開催や入場制限などを実施してきた。今年は、園児の家庭から保護者2人まで出席可能としたことから約140人の保護者が鑑賞した。一方、インフルエンザに罹患(りかん)した園児が多数いたことから、16日の予定を延期してこの日の開催となった。
お祝い会は、「イエス様のご誕生」と題した聖劇を年少児から年長児までの全園児で披露した。
聖劇は①世界のはじめ(神様がこの世界を作ったこと)②お告げ(大天使がマリア様にお腹の子はイエス様であることを告げたこと)③宿探し(ヨゼフ様とマリア様の宿探しと馬小屋でイエス様を出産したこと)④牧場(救い主が生まれたことを、はじめに羊飼いに伝えたこと)⑤博士(博士たちが、イエス様が生まれた導きの星を目指したこと)で構成。
最後に、イエス様を囲んで、年長児と年中児の全員で「しずけき」と「あめのみつかいの」を合唱した。
子どもたちの熱心な演技(発表)を鑑賞した多くの保護者は、最後に惜しみない拍手を送っていた。