全道から49チーム出場 練習成果ぶつけ合う 名寄でサマーフェス小学生バレー

【名寄】

 名寄市バレーボール協会(大沼広明会長)主催の第4回加藤唯勝杯サマーフェス小学生バレーボール名寄大会が27、28の両日、スポーツセンターなどで開かれた。同大会は過去最高の49チームが出場し、白熱した試合を繰り広げた。
 名寄地区バレーボール協会、名寄地区小学生バレーボール連盟の共催、KTパイオニアグループの後援。
 前回から、名寄出身の女子バレー選手として国内外で活躍した故・佐藤照美選手の冠大会も兼ねて開催。佐藤選手は旭川実業高校女子バレー部キャプテンとして第17回(1986年)全国大会で準優勝、その後は実業団で活躍。全日本ジュニア代表チームでもキャプテンを務めた。
 今大会には地元の名寄をはじめ、札幌や室蘭、帯広、旭川、稚内などから49チームが出場。過去最高の出場チーム数となったため、前回よりも会場を一つ増やし、同センター、西小、南小、東小、風連中央小、風連B&G海洋センター体育館の6会場で開催。女子と男女混合のカテゴリーで行われ、各チームが優勝目指して熱戦を展開した。
 試合では、打点の高い力強い強烈なスパイクや相手の攻撃を予測したブロック、相手の得点を許さない粘りのレシーブなど日頃の練習成果をぶつけ合った。
 チームメイトや保護者からの声援にも熱がこもり、得点を決めるたびに大きな拍手が沸き起こり、大いに盛り上がっていた。
 27日の試合終了後、日本バレーボール指導者協会会長の成田明彦さん(東海大学名誉教授)を講師に、指導者講習会も開かれた。
 成績は後日掲載。